2006年度 愛媛協会キス
西四国サーフ 岡田 正時
映画やドラマのナレーションに使われる言葉が今の気持ちにピッタリだ。前回の優勝はいつだっただろう?“潮路”を繙いてみる。平成13年の40号、第5回落ちギスと第4回魚拓ダービーだ。その前は第4回落ちギスと第31回協会カレイで、古くは第29回協会カレイであった。5年振りということになる。協会キスでは平成8年の第27回からで10年振り。ちょうど協会で企画部をしていた頃で、ウエスト76でも大きめで元気ハツラツ。魚と大会の事だけ考えていた時で、狙って取った優勝だった気がする。重量の大会で法花津湾で70匹、5キロであった。今回も宇和島だから南予のキスは健在だ。 さて、今回だが自信のある場所が定まらない。前月はピンギスの大会ばかり。また、全日本キスは平戸の巨ギス狙いが大ハズレ。昨年のこの大会も寸足らずで検寸さえ出来なかった。入賞でなくても、せめて検寸ぐらいはと思っていた時に、亀田親分(松山C)と山西快調(道後S)に誘われる。協会の大御所に断る術もなく、梅雨の九島、避暑の旅へとヘルパー役で参加した。竹島大物師(西条P)と桧垣ガイド(東予S)より蛤港シルバー介護岸壁を紹介される。 ブイが3個ある。不吉な予感?山西快調が3本とも切る。ブイはカゴだが手前に立網も入っているみたい。親分も続けて切り、怒って釣りを止めて車に入る。雰囲気なし。私は端で釣っていた。掛かっても針が伸びて上がってくる。時々キスが付いてくる2人とも怒ったまま。そんな中でもキスとベラのAが釣れる。快調さんもベラを釣って気分を直す。親分は怒ったまま。 日も暮れて気分転換に焼肉をする。あまりの美味しさに気分一新。しかし、親分はそのまま寝る。そのうち、2人とも寝てしまう。私はブイのない船道を狙ってみる。まるで国道並みの船の数だが、それを避けての釣りだ。なんと2匹ずつ食ってくる。苦労したけど朝までにAを含み40匹ぐらい釣る。船が多くなったので終わりにしようとしたら、最後の竿に特大のベラが掛かっていた。それをぶら下げたまま帰ると2人とも怒り出した。それに奮起したのか2人とも良型ベラをやっつけ出した。替針40本と仕掛け10本ぐらい使った。他の2人はオモリ20本ぐらい切ったらしい。と言っても親分は前日30分と夜明け3時間釣っただけ。後は怒るか寝るかであった。 3人とも4匹揃えたが私だけ優勝でゴメンナサイ!50匹釣って25センチ以上が5匹、率は低いがベラがデカかったのが勝因だろう。しかし、このレポートの為に古い潮路を読み返すことになり、私や仲間の若かりし顔に出会え懐かしかったナァ。無論、来年も介護岸壁予約済み!