2005 協会夏魚ダービー
松山フィッシング 内山広之


 来年の正月映画「釣りバカ日誌」の舞台は長崎ですが、その長崎は、内山田洋とクールファイブの歌に象徴される様に、雨の多い所です。今年も例外ではなく、ストレス解消のはずが逆にストレスを溜めて帰る事もしばしば。  元々軟弱者の私は、とにかく雨風が大の苦手で、降水確率が30%以上の時は大抵延期し、また、風速予報が3メートル以上の時には、風裏を探していつも地図とにらめっこ。こんな私にとって、今年は断われない付き合いの釣りが多く、雨中や突風の中での忍耐釣りが効を奏したのか,これまでになく魚拓申請数が最も多い年となりました。  長崎は、壱岐・対馬、五島列島、男女群島を始め、北から平戸島、崎戸大島・寺島、池島、野母三ツ瀬、更に南に目をやれば、天草牛深や甑島(共に熊本県)といった超A級ポイントが目白押し。一般にはどうしてもフカセ、底物場というイメージが強いですが、我々キャスターには憧れの五島や対馬があります。  長崎在住のキャスターで、日本記録の大ギスを狙う者以外は、わざわざ五島や対馬へ遠征する者は殆どいません。拓寸で33センチを超えるサイズはそうは釣れませんが、拓で32センチまでであれば、崎戸大島や大瀬戸、野母半島(知る人ぞ知る越冬場。33〜35センチの実績場)、茂木などで結構釣れています。  又、夏場のコロダイやマダイに関しても、自宅のある長崎市城山台から車で30分〜1時間半のポイントで60〜80センチが狙えますし、天候に左右されずに目指すポイントに入れさえすれば、60センチまでなら割りと手堅く釣れ、盛期には殆どボウズはありません。魚種も豊富で、春は上り鯛、キビレ、乗っ込みチヌ、大ギス、夏〜秋にかけてはコロダイ、マダイ、チヌ、キビレ、大ギス、イトヨリ、ハタ類(アコウ、アオハタ、ホウセキハタ、オオモンハタ、アカハタ、クエ等)、マゴチ、ヒラメ、石鯛、石垣鯛、イラ、カサゴ、エソ、冬はマコ・イシガレイ(島原半島)、アイナメ(西海橋周辺)、キビレ、チヌ、マダイ、ハゼクチ、キス等のランク物が釣れます。  長崎では本格的に投げ釣りをしている者が非常に少なく、まだまだ未開の釣り場だらけであり、一生住んでもきっと開拓し尽くせないでしょう。  日本記録の大ギスを狙うの良し、コロダイやマダイの80センチ超を狙うも良し、チヌの50センチ超を狙うも良し。長崎は投げ釣りには最高の地です。是非皆様方、お出かけ下さいませ。ご案内させて頂きます。